V模擬・W模擬の合格基準点を両方超えても不合格になることはあるのか?

ここまでに、V模擬・W模擬の合格基準点の違いについて私見を述べました。

V模擬・W模擬の合格基準点の違い

 

V模擬・W模擬の合格基準点の違い(その2)

 

◆2つの業者が出している基準点の低い方の数値が実際のボーダーラインに近い

◆低い方の基準点を超えれば合格する可能性は高く、2つの業者の高い方の基準点を超えれば、ほぼ合格

この仮説が正しいのかどうか、私が可能な範囲で実施の合否で確認をしてみました。

 

V模擬・W模擬の合格基準点を両方超えても不合格になることはあるのか?

検証とするにはサンプル数が少ないのですが、実際の合否と基準点を比較した結果

① V模擬、W模擬の両方の基準をクリア出来なかった

 合 格  61%
 不合格  39%

意外にも、両方の基準をクリアできなかったにもかかわらず合格している人の方が多いのです。

もちろん、この中には倍率1倍を切った全入のケースも含むのですが、それにしても意外な結果です。

 

② V模擬、W模擬のどちらか一方の基準をクリアした

 合 格  58%
 不合格  42%

私の理論では、このゾーンは圧倒的に合格が多いはずだったのですが、逆の意味で意外な結果となりました。

その理由は、後述します。

③ V模擬、W模擬の両方の基準をクリアした

 合 格  98%
 不合格   2%

最も注目に値するのがこの結果です。

残念ながら1例だけ両方の基準をクリアしながら不合格となってしまいました。
本人の落胆ぶりは想像に余りありますが、やはり両方の基準を1点でもクリアしていればほぼ合格であることは実証されたのではないでしょうか?

え?

両方の基準を満たしたのに落ちている人がいるんだから、お前の理論は間違っているんじゃないかって?

確かに完全には正しくありませんでした。

ちなみに、この1例。

そして、「②V模擬、W模擬のどちらか一方の基準をクリアした」で不合格になった例は、1つの例を除いて同じ高校でした。

つまり、その1校を除けば、②は1例だけが不合格、③は100%合格になったのです。

その高校は、例年になく急に人気が高まったのですが、その理由は

★新校舎

★新制服

この1つだけでも人気が高まる理由になるのに、新校舎建設に合わせて制服まで新しくしたものだから、一気に人気が上がり想定以上のボーダーラインの上昇となったようです。

その上昇ぶりは私たちの想定をはるかに超えて、V模擬W模擬の高い方の基準点よりも更に約15点くらい上だったのではないかと考えています。

新校舎、新制服などの要素はボーダーラインを引き上げる

受験指導に関わるものとして常識ですが、改めて貴重な教訓でした。

ちなみに、V模擬の進学研究会も、W模擬の新教育研究会も、新校舎、新制服でボーダーラインが上がることについては認識しており、資料には近年の実施校について要注意と書かれています。

それでもその想定を超えることがあるのですね。

 

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